20世紀西洋人名事典 「ハラルドクラメール」の解説
ハラルド クラメール
Harald Cramér
1893 - ?
スウェーデンの数学者。
ストックホルム大学初代保険数理・数理統計学教授,元・ストックホルム大学学長。
ストックホルム生まれ。
ストックホルム大学で学び、生化学の助手を経て数学に転向する。その後、保険会社の保険数理士として勤務し、1929年ストックホルム大学初代保険数理・数理統計学教授を経て、’50年同大学学長となる。確立論に興味を持ち、中心極限定理に関する優れた研究を発表する。又、定常過程の研究の基礎を築いた事でも有名である。著書に「統計学の数学的方法」(’46年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報