ハンツビル(読み)はんつびる(英語表記)Huntsville

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハンツビル」の意味・わかりやすい解説

ハンツビル
はんつびる
Huntsville

アメリカ合衆国、アラバマ州北部、マディソン郡の郡都。人口15万8216(2000)。合衆国の宇宙研究の中心地の一つで、ロケットスペースシャトルの開発などを行っているNASA(ナサ)(アメリカ航空宇宙局)のマーシャル宇宙飛行センターや、陸軍の誘導ミサイルロケットの研究センター、アラバマ宇宙ロケットセンターがある。市の経済はこれらの宇宙産業を中心としているが、このほかタイヤガラス電気器具も生産する。1811年に町となり、44年には市となった。

[菅野峰明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハンツビル」の意味・わかりやすい解説

ハンツビル
Huntsville

アメリカ合衆国,アラバマ州北東部の都市バーミングハムの北約 130kmに位置する。綿花トウモロコシタバコ集散地だったが,第2次世界大戦後,兵器工場,マーシャル宇宙飛行センターが建設され,ロケットおよび誘導ミサイル研究の中心地となって人口が急増,関連産業が発展して市域も拡大した。アラバマ農工大学 (1875創立) がある。人口 18万105(2010)。

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