デジタル大辞泉 「ハンプトンコートパレス」の意味・読み・例文・類語 ハンプトンコート‐パレス(Hampton Court Palace) 英国の首都ロンドン南西部、リッチモンドアポンテムズにある宮殿。16世紀にウルジー枢機卿の館として建造。その豪華さゆえヘンリー8世の不興を買い、同王に献上。17世紀末にクリストファー=レンにより増改築がなされた。同国きっての美しさを誇る庭園で知られ、観光客が数多く訪れる。ハンプトンコート宮殿。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「ハンプトンコートパレス」の解説 ハンプトンコートパレス【ハンプトンコートパレス】Hampton Court Palace イギリスの首都ロンドン市街の南西約20km郊外、同市街に流れるテムズ川の上流にある英王室の旧王宮。1236年以来、聖ヨハネ騎士団の荘園だった場所に、ヨーク大司教トマス・ウルジーが1514年にマナーハウスを建てたのが同宮殿の始まりで、その後1524年にヘンリー8世に寄進され、ジョージ2世の時代までのおよそ200年間、王宮として使用されていた。この宮殿には世界的に有名な「ハンプトンコート宮殿の迷路園」がある。また、同宮殿の庭園では、毎年7月に「ハンプトンコート宮殿フラワーショー」が開催されている。ハンプトンコート(Hampton Court)駅から徒歩5分ほどの場所にある。また、ウェストミンスター、リッチモンド、キングスン桟橋からフェリーに乗船し、ハンプトンコート桟橋で下船後、徒歩でたどり着ける場所にある(夏季のみ)。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報