ばった屋(読み)バッタヤ

精選版 日本国語大辞典 「ばった屋」の意味・読み・例文・類語

ばった‐や【ばった屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 屑拾(くずひろい)が集めてきた物を買い取る問屋
    1. [初出の実例]「浅草松葉町のバッタ屋(紙屑拾ひのものを買入るる問屋を云ふ)五軒の主人に迫り」(出典:風俗画報‐一六三号(1898)雑録)
  3. 正規の流通経路を通さずに仕入れた品物を極端な安値で売る商人。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android