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ばら窓 ばらまどrose window

翻訳|rose window

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ばら窓
ばらまど
rose window

建築用語。車輪窓とも呼ばれる。ロマネスクおよびゴシック様式の聖堂建築において,西または南北ファサード上部中央に,中心より放射状に広がる格子によって,一種のばらの花状または車輪状のパターンをなす巨大な円形の採光窓。通常ステンドグラスで飾られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ばらまど【ばら窓 rose window】

キリスト教聖堂の正面上部に造られる,放射状のトレーサリーをもつ円形の窓。円花窓,車輪窓wheel windowともいう。一般に西正面であるが,トランセプトの南,北正面などにも設けられる。キリストを太陽になぞらえて造った円形の窓から発達したもので,その最も古い例は12世紀イタリアの聖堂にみられる。フランスのゴシック大聖堂でとくに大型となり,美しいステンド・グラスがはめこまれた。聖書主題による図像が主であるが,星座,自由七科,四季など象徴的意味をもつ種種のモティーフも見られる。

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世界大百科事典内のばら窓の言及

【運命】より

…一般に,人間に与えられた逃れることのできないさだめを意味する語。宿命とほぼ同義。ラテン語の運命は〈ファトゥムfatum〉だが,そのもとの意味は〈言われたこと〉であり,運命という考えは予言や言葉の魔力に対する信仰に裏づけられて発生したらしい。例えば誕生をつかさどる女神は生まれた子どもの〈未来に〉ついて発言し,その未来を〈定める〉のであった。だが,なんといっても運命の観念を発展させ,展開したのはギリシア人たちであった。…

【トレーサリー】より

…ロマネスク,とくにゴシック建築において窓の上部やばら窓にとりつけた,装飾的に発達した仕切りの骨組み。狭間飾(はざまかざり)ともいう。…

※「ばら窓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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