日本大百科全書(ニッポニカ) 「バルレッタ」の意味・わかりやすい解説 バルレッタばるれったBarletta イタリア南部、プーリア州バリ県の都市。人口9万0602(2001国勢調査速報値)。アドリア海に面した港湾都市で、オファント川の河口近くに位置する。ぶどう酒やオリーブ油の生産のほか、塩酸、セメントの製造が行われる。南部イタリアの支配をかけたフランス・スペイン間の戦いの最中(1503)に、13名のフランス人騎士を打ち負かした13名のイタリア人騎士のエピソードで知られる「バルレッタの決闘」の舞台として有名である。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルレッタ」の意味・わかりやすい解説 バルレッタBarletta イタリア南部,アドリア海沿岸,バリ北西約 55kmにある港湾都市。プーリア州バリ県に属する。ローマ時代からの海辺保養地で,12~13世紀には十字軍の出発港として重要だった。現在ではこの地方の商業の中心。食品,化学工業が盛んで,ワイン,アルコール,缶詰などが輸出される。ゴシック様式の聖堂 (12~15世紀) が残っている。人口8万 6215 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by