デジタル大辞泉 「バルーン拡張術」の意味・読み・例文・類語 バルーンかくちょう‐じゅつ〔‐クワクチヤウ‐〕【バルーン拡張術】 バルーンやバルーンを装着したカテーテルや内視鏡を使用して、尿道・血管・消化管などの狭窄・閉塞した部分を拡張する治療技術。[補説]バルーンカテーテルを用いる経皮的血管形成術(PTCA)の他に、尿道にバルーンを挿入して排尿障害を改善する治療法や、バルーンを装着した内視鏡を使用して消化管・胆管・気管支などの狭窄・閉塞を拡張する治療法など(経皮的バルーン拡張術)があり、前立腺肥大や、食道アカラシア・総胆管結石・クローン病に伴う狭窄、気管支狭窄などの治療に用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例