バール・サウマー(その他表記)Bār Saumā

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バール・サウマー」の解説

バール・サウマー
Bār Saumā

1225?~94

イル・ハン国在住のネストリウス派司祭。大元ウルス(元朝)の首都カンバリク(大都)出身で,オングト人の家庭に生まれる。第4代アルグンの命を受け,ローマ教皇ニコラウス4世にカトリック修道士を大元ウルスに派遣するように勧告モンテ・コルヴィノ派遣の契機となった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android