山川 世界史小辞典 改訂新版 「バール・サウマー」の解説
バール・サウマー
Bār Saumā
1225?~94
イル・ハン国在住のネストリウス派の司祭。大元ウルス(元朝)の首都カンバリク(大都)出身で,オングト人の家庭に生まれる。第4代アルグンの命を受け,ローマ教皇ニコラウス4世にカトリックの修道士を大元ウルスに派遣するように勧告,モンテ・コルヴィノ派遣の契機となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報