バール・サウマー(その他表記)Bār Saumā

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バール・サウマー」の解説

バール・サウマー
Bār Saumā

1225?~94

イル・ハン国在住のネストリウス派司祭。大元ウルス(元朝)の首都カンバリク(大都)出身で,オングト人の家庭に生まれる。第4代アルグンの命を受け,ローマ教皇ニコラウス4世にカトリック修道士を大元ウルスに派遣するように勧告モンテ・コルヴィノ派遣の契機となった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む