20世紀西洋人名事典 の解説
パウル・ハインツ ディトリッヒ
Paul Heinz Dittrich
1930 -
作曲家。
1969年「モメント・ヴィタエ」でブレヒトの詩による器楽の音色的対比を試みた。また、管弦楽曲「スタビレス・モビーレス」(’69年)、室内楽「邂逅」(’70年)では新たな器楽の手法をを用い、作品はほかにセリエル、偶然性の手法を取り入れ、劇的叙情的対比の音色の変化を求めた「木管とピアノの室内楽」(’71年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報