1987年に登録された世界遺産(文化遺産)で、インド南部のカルナータカ州に位置する。6~8世紀に栄えたチャルキヤ王朝の寺院群で、パッタダカルとは「ルビーの王冠の都」の意味。北方型と南方型の計8つのヒンドゥー教寺院が残されており、屋根が砲弾形をしているのが北方型で、その代表はパパナータ寺院。また、南方型はピラミッド形の屋根をしており、マッリカールジュナ寺院とヴィルーパークシャ寺院が代表である。このような、様式の異なるヒンドゥー教寺院が混在する遺跡であることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はGroup of Monuments at Pattadakal