現代外国人名録2016 「パトリスルコント」の解説
パトリス ルコント
Patrice Leconte
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1947年11月12日
- 出生地
- トゥール
- 学歴
- IDHEC(パリ高等映画学校)監督科卒
- 受賞
- セザール賞作品賞・監督賞(第22回)〔1996年〕「リディキュール」
- 経歴
- 1970年代前半は漫画家として雑誌に連載。短編映画、CM監督を経て、’76年自らの漫画を映画化した長編第1作「Les Vécés étaient fermés de l’intérieur(トイレは内側から閉められていた)」を発表。以後もカフェ・テアトルの影響を受けた喜劇映画を次々と撮り、大ヒットさせた。’84年冒険アクション映画「カジノ・金庫強奪大作戦」を監督。’87年「タンデム」ではシリアスなテーマに挑み、’89年「仕立て屋の恋」で初めて悲劇的ドラマに挑戦。他の作品に「レ・ブロンゼ 日焼けした連中」(’78年)、「人間模様」(’79年)、「髪結いの亭主」(’90年)、「タンゴ」(’93年)、「イヴォンヌの香り」(’94年)、「リディキュール」(’96年)、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが主演したアクション映画「ハーフ・ア・チャンス」(’98年)、「橋の上の娘」(’99年)、「サン・ピエールの生命」(2000年)、「歓楽通り」(2001年)、「列車に乗った男」(2002年)、「再傑作 親密すぎるうちあけ話=パトリス・ルコント」(2004年)、「ぼくの大切なともだち」(2006年)、「スーサイド・ショップ」(2012年)などがある。2009年初の小説「ショートカットの女たち」を発表。イヴ・サン・ローランの香水のCMなど、CM監督も務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報