パトリス・ルムンバ

共同通信ニュース用語解説 「パトリス・ルムンバ」の解説

パトリス・ルムンバ(1925~61)

コンゴ(旧ザイール)民主運動の指導者で、アフリカ自立や反帝国主義を主張。60年、ベルギーからの独立に伴う総選挙で、自陣営が勝利し、首相に就任した。しかし内戦状態の中で、ベルギーや米国寄りの勢力が支配し分離独立を宣言したカタンガ州に拉致され、殺害された。ルムンバ遺族は2011年、殺害に関与したとみられるベルギーの当時の政府、軍関係者10人を戦争犯罪などで同国司法当局に告訴した。(ブリュッセル共同)

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