パパジアマンティス(その他表記)Papadiamantis,Alexandros

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パパジアマンティス」の意味・わかりやすい解説

パパジアマンティス
Papadiamantis,Alexandros

[生]1851.3.4. スキアソス島
[没]1911.1.3. スキアソス島
ギリシアの短編作家。司祭の家に生れ,アテネ大学文学部に学ぶ。貧困と戦いながら,新聞,雑誌などに翻訳創作寄稿。最初,長編を志したが,1885年の『クリストス・ミリオニス』 Christos Milionis以後は短編に転じ,200編以上の短編と若干の長編を残した。最も有名な作品は『殺人者』 (1903) 。没後『パパジアマンティス全集』 Alexandrou Papadiamanti Apanta (8巻,12~14) が刊行された。作品の特徴は純正語 (→カサレブサ ) のみを使用している点にある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む