20世紀西洋人名事典 「パブロネルーダ」の解説
パブロ ネルーダ
Pablo Neruda
1904.7.12 - 1973.9.23
チリの詩人,外交官。
元・チリ駐仏大使。
パラル生まれ。
本名Ricardo Reyes Basualto Nefrali。
父は鉄道員、母は教員。1927〜43年外交官となり、東南アジア、スペイン、メキシコ等に滞在した。ポール・ベルレーヌとチェコの作家ヤン・ネルダからとった筆名を1946年に本名とした。’45年共産党からおされて上院議員となったが、’49〜52年には弾圧のため亡命。’70年アジェンデ政権成立後、’71年駐仏大使となる。詩人としても有名で、’71年ノーベル文学賞を受賞。主な作品に「祭りの歌」(’21年)、「地上の住処」(’31年)、「大いなる歌」(’50年)、「基本的なオード」(’54〜57年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報