葉緑体が適当な水素受容体存在下で,光照射によって酸素を発生する反応をいい,発生した酸素と当量の水素受容体が同時に還元される.この反応は,1939年,イギリスの生化学者R. Hillによって発見されたもので,細胞から分離した葉緑体で光合成活性を得た最初の実験であって,近代における光合成研究の出発点となった.ヒル反応の水素受容体として,シュウ酸鉄(Ⅲ),ベンゾキノン,ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム,2,6-ジクロロフェノールインドフェノール(DPIP),および生体中に含まれるニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)が使用されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新