ビア(その他表記)Bia

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビア」の意味・わかりやすい解説

ビア
Bia

ギリシア神話暴力を神格化した神霊ティタンのクリオスの息子パラスが,冥府の川ステュクスによってもうけた子の一人で,兄弟権力を神格化したクラトスと不離のカップルを構成する。ティタンとオリュンポスの神々の戦いのおり,母および他の兄弟姉妹たちとともに,まっさきにゼウス陣営味方としてはせ参じ,以後ゼウスのそば近くにいて,クラトスとともにその命令を忠実に執行する役をつとめることになった。

ビア
Beer, Samuel Hutchison

[生]1911.7.28. オハイオ,ビューサイアラス
[没]2009.4.7. ワシントンD.C.
アメリカの政治学者。ハーバード大学教授 (1953~79) ,アメリカ政治学会会長 (76~77) などをつとめる。統治機構論,イギリス国内政治に関する研究者として名高い。『オブザーバー』紙ほかに多く論文を寄せている。主著"British Politics in the Collectivist Age" (1965) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android