ビッドル(その他表記)James Biddle

デジタル大辞泉 「ビッドル」の意味・読み・例文・類語

ビッドル(James Biddle)

[1783~1848]米国海軍軍人望廈条約の批准書交換のためを訪れた帰途弘化3年(1846)に日本浦賀に来航して開国を求めた。しかし、小型艦2隻のみで、また威圧を避けたため交渉は失敗した。ビドル。→ペリー

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「ビッドル」の解説

ビッドル
James Biddle

1783.2.18~1848.10.1

アメリカの海軍軍人。1845年東インド艦隊司令長官となる。日本の開港や条約締結の意思を確認するため,46年(弘化3)軍艦2隻を率いて浦賀に来航。浦賀奉行と交渉したが,日本側の断固たる開国拒否にあって退去した。

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旺文社日本史事典 三訂版 「ビッドル」の解説

ビッドル
James Biddle

1783〜1848
江戸末期に来日したアメリカの海軍提督
1846年,東インド艦隊司令長官として,軍艦2隻を率いて浦賀に来航。アメリカは初めて公式に開国を要求したが,幕府に拒否され,退去した。

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