百科事典マイペディア 「ビニル鋼板」の意味・わかりやすい解説 ビニル鋼板【ビニルこうはん】 フィルム状の塩化ビニル樹脂を接着,またはゾル状のものを塗布した薄鋼板。鉄の欠点である耐食性が強化され,色,模様を自由に着けられるので装飾的効果が増す。→関連項目表面処理鋼板 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビニル鋼板」の意味・わかりやすい解説 ビニル鋼板ビニルこうはんvinyl laminated steel sheet 冷延鋼板の表面を化学処理し,これに硬質塩化ビニルを接着させたもの。鉄鋼の欠点である錆の発生を防ぐとともに,鉄鋼の特性を生かした製品である。プレス積層法,ロール圧着法,プラスチゾル法などの製造法がある。色彩と光沢が美しく,耐酸性,耐食性にすぐれる。建築,車両,船舶,電気機器,容器,文房具など広い用途があり,各社特有の商品名で販売されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by