びらつく(読み)ビラツク

デジタル大辞泉 「びらつく」の意味・読み・例文・類語

びら‐つ・く

[動カ五(四)]
紙などが小刻みに揺れ動く。びらびらする。「障子の破れが風で―・く」
人が絶えず小刻みに動く。
「顔小さく、てい―・き」〈難波物語

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精選版 日本国語大辞典 「びらつく」の意味・読み・例文・類語

びら‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語。「ぴらつく」とも )
  2. 垂れ下がっている軽いものが揺れ動く。びらびらする。
    1. [初出の実例]「袈裟の緒環なさに不斉整ほどに外道力譏てびらついて如媱女如象鼻と」(出典:六物図抄(1508))
    2. 「赤い蹴出しなんぞをぴらぴらぴらつかせて」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)二)
  3. 動作などが)落ち着きなく、こきざみに動く。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 光る。輝く。特に、刃物などが光る。
    1. [初出の実例]「新刀を引抜いて、三人が大生郷(おほながう)の鳥居前の所へびらつくのを提げて出ましたから」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五八)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「びらつく」の意味・わかりやすい解説

ビラック
Bilac, Olavo Brás Martins dos Guimarães

[生]1865.12.16. リオデジャネイロ
[没]1918.12.28. リオデジャネイロ
ブラジルの高踏派詩人,ジャーナリスト,評論家。リオデジャネイロ大学医学部,サンパウロ大学法学部に通ったが,どちらも卒業せず,ジャーナリストとなり,のち視学官となった。退職後は文盲撲滅運動に参加し,児童を対象とした詩,読本,文選集を発表。同時代の作家から「詩壇の大御所」に選ばれた。主著詩集』 Poesias (1888) ,『サグレス岬』 Sagres (98) ,『子供のための詩集』 Poesias Infatis (1904) ,ソネット集『批評と幻想』 Crítica e Fantasia (04) ,『午後』 Tarde (19) 。

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