日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビンガムトン」の意味・わかりやすい解説
ビンガムトン
びんがむとん
Binghamton
アメリカ合衆国、ニューヨーク州南部の都市。人口4万7380(2000)。エンディコットEndicott(人口1万3038、2000)、ジョンソン・シティJohnson City(人口1万5535、2000)とで形成する三つ子都市の中心都市で、靴の製造が有名である。そのほか、電子機器、カメラ、フィルム、航空機部品などの工業が発達している。1787年に町が開かれ、1837年シェナンゴ運河の開通や鉄道の建設で発展、67年より市制が施行された。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校(1946創立、50ニューヨーク州立大に合併)の所在地でもある。シェナンゴ峡谷州立公園がある。
[作野和世]