ピアツーピア(読み)ピアツーピア(その他表記)peer to peer

デジタル大辞泉 「ピアツーピア」の意味・読み・例文・類語

ピア‐ツー‐ピア(peer to peer)

《peerは、同僚仲間の意》特定サーバークライアントをもたないコンピューターネットワーク環境。特に、不特定多数コンピューターが、サーバーを介さずに直接データのやり取りをする方式ソフトウエアのこと。ピアツーピアネットワークP2PPtoP

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「ピアツーピア」の解説

ピアツーピア【peer to peer】

コンピューターネットワークの形態ひとつ。接続された複数のコンピューターが対等な関係にあり、特定のサーバーを介さず互いにサーバーの役割クライアントの役割を担う。◇「peer」は同僚・仲間の意。「P2P」とも書く。また、「ピアトゥーピア」「P to P(ピーツーピー)」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「ピアツーピア」の解説

ピア・ツー・ピア

遠くに離れたパソコン同士で1対1の通信を行うことです。「ピア」には「同等の仲間」という意味があります。その読みから「P2P」とも書きます。両者が共通のサーバーに接続し、サーバー経由で通信をしたり、どちらか一方がサーバー、一方がクライアントになるような決まった役割をもったりしないのが特徴です。現在は主にファイル交換やインスタント・メッセージングで利用されていますが、P2Pの用途はそれだけにかぎりません。
⇨インスタント・メッセージング、
クライアント、サーバー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android