ピエールグリパリ(英語表記)Pierre Gripari

20世紀西洋人名事典 「ピエールグリパリ」の解説

ピエール グリパリ
Pierre Gripari


1925 -
フランス作家
パリで働きながら奇想に富んだ小説戯曲を書く。溢れ出る想像力と、きらめくユーモア特徴とする作品が多い。「木曜はあそびの日」(’67年)は、昔話伝説の世界の住人が登場する物語集で、「ピポ王子」(’76年)は、人生の真実を秘めた劇的な幻想的な作品である。また「ピルリピピ、二杯のシロップと一人の魔女」(’78年)は、言葉が美しい響きをもって伝わってくる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android