20世紀西洋人名事典 「ピエールルベルディ」の解説
ピエール ルベルディ
Pierre Reverdy
1889.9.13 - 1960.6.21
フランスの詩人。
南仏ナルボンヌ生まれ。
トゥールーズで学び、様々な職業を転々とする。1916年モダン芸術を支持する「シック」誌を編集、’17〜18年「ノール・シュッド」誌を主宰、戦後の前衛生き文学運動の先駆をなす。’20〜24年「文学」「シュルレアリスム革命」各誌に寄稿、’25年以降隠棲、孤独且宗教的文学生活を送り、多数の詩集を発表。古典主義的傾向も保持し、アルゴン及びブルトン等に大きな影響を与え、主な作品に「散文詩」(’15年)、「空の漂流物」(’24年)、「大部分の次官」(’45年)、「手仕事」(’49年)。文学上のキュビスム(立体派)の代表者の一人。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報