ピルスナー(読み)ピルスナー(その他表記)Pilsner(ドイツ)

飲み物がわかる辞典 「ピルスナー」の解説

ピルスナー【Pilsner(ドイツ)】


淡色麦芽を用いて下面発酵醸造した、淡い黄金色のビールラガービールの代表的なもので、現在日本の大手メーカーのものはほとんどがこのタイプの製品であり、また世界的にももっとも一般的に普及している。きめ細かい泡、ホップの苦味、のどごしのよさが特徴で、アルコール度数は、3~5度。ホップの産地でもあったチェコ西部ボヘミア地方の都市プルゼニドイツ語読みでピルゼン)で1842年に初めてつくられた。当時中心的なビール産地だったドイツでは主として硬水でつくられていたが、淡色麦芽をプルゼニのアルカリ性に近い軟水で仕込むことにより、それまでになかったすっきりとしたのどごしと淡色が生まれた。

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とっさの日本語便利帳 「ピルスナー」の解説

ピルスナー

プルゼニ(Plzen)▼チェコ西部の都市であり、プラハの南西九〇kmに位置し、ドイツ語名のピルゼンとしても知られる。チェコの主要な重工業都市であると共に、一二世紀以来、「ピルゼンビール(プルゼニビール)」の醸造で有名。このビールは「ピルスナー」とも呼ばれるが、プルゼニを原産地とするホップの効いた軽いラガービールである。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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