ピンウールウィン(その他表記)Pyin Oo Lwin

デジタル大辞泉 「ピンウールウィン」の意味・読み・例文・類語

ピン‐ウー‐ルウィン(Pyin Oo Lwin)

ミャンマー中部の都市。旧称メイミョー。マンダレーの東約40キロメートル、シャン高原西縁の標高約1100メートルに位置する。英国統治時代に避暑地として開かれ、英国風の別荘などが残っている。国立カンドージ植物園、国内の観光名所のミニチュアを集めたテーマパークなどがある。ピンウーリン。ピンウールィン。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピンウールウィン」の意味・わかりやすい解説

ピンウールウィン
Pyin Oo Lwin

ミャンマー中央部,マンダレー管区マンダレー郡の都市。メイミョー Maymyoとも呼ばれる。マンダレー東方約 50kmに位置する。鉄道のマンダレー-ラーショウ線が通る。エイヤーワディ川低地から中部シャン高原への玄関口にあたる。軍事上の要衝で,植民地期にはイギリス軍の駐屯地の一つとなり,今日でもミャンマー国軍の施設がある。標高は約 1000mで,気候温暖。市内にはミャンマー最大の植物園,滝公園などもあり,観光地として有名。中心部には中央市場があり,花卉,コムギ,トウモロコシなどの交易が行なわれ,シャン高原と中部ミャンマーの交易中継地となっている。ビルマ人のほか,シャン族,中国人,インド人などが居住する。人口 11万3900(2004推計)。

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