現代外国人名録2016 「ピートハミル」の解説
ピート ハミル
Pete Hamill
- 職業・肩書
- ジャーナリスト,作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1935年
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 経歴
- 貧しいアイルランド系の家庭に育ち、高校を2年で中退、海軍工廠の板金工として働いたあと、1952年海軍に入隊。この頃ヘミングウェイやコンラッドに傾倒し、新聞記者、さらには作家の道に進みたいという夢を抱く。除隊後ニューヨーク、メキシコの美術学校で美術を学び、’58年23歳で「ニューヨーク・ポスト」紙の記者に採用され、ジャーナリズムの道に入る。以後主に「ニューヨーク・デイリー・ニューズ」などの大衆紙を舞台に頭角を現し、新聞コラムなどによって全米的な人気を獲得。’90年代には「ニューヨーク・ポスト」と「ニューヨーク・デイリー・ニューズ」の編集長を務めた。また、’68年小説「Killing for Christ」で作家デビュー。他の作品に、ベストセラーとなった「ニューヨーク・スケッチブック」や、「ブッルクリン物語」「マンハッタン・ブルース」「愛しい女」「東京スケッチブック」「ザ・ヴォイス―フランク・シナトラの人生」「ドリンキング・ライフ」「マンハッタンを歩く」などがあり、日本映画「幸福の黄色いハンカチ」の原作者としても知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報