デジタル大辞泉 「ファルーカバード」の意味・読み・例文・類語 ファルーカバード(Farrukhabad) インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。州都ラクノウの北西約100キロメートル、ガンジス川沿いに位置する。周辺ではガンジス川からの運河が整備され、小麦・サトウキビを産し、農産物の集散地となっている。名称はムガル帝国第9代皇帝ファッルフシヤルにちなむ。近郊にアショカ王時代の仏教遺跡がある。ファッルハーバード。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ファルーカバード」の意味・わかりやすい解説 ファルーカバードふぁるーかばーどFarrukhabad インド北部、ウッタル・プラデシュ州中部の都市。ガンジス川沿岸に位置する。人口22万7876(2001)。周辺はガンジス川下流運河による農業地域で、小麦、サトウキビなど農産物の集散地として発展してきた。近くにはアショカ王の石塔をはじめ仏教の聖地が多い。[林 正久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例