デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「フィッセル」の解説
フィッセル Visser, Marinus Willem de
1875年10月23日生まれ。明治37年(1904)から42年まで駐日オランダ公使館通訳官。帰国後,ライデン民族学博物館の学芸員に,のち母校ライデン大の教授になり,日本の歴史,美術,民俗,宗教を研究した。代表作「日本の古代仏教」は没後に出版された。1930年10月7日死去。54歳。
フィッセル Fisscher, Johan Frederik van Overmeer
1800年2月18日生まれ。文政3年(1820)オランダ東インド会社の一等社員として来日,長崎出島オランダ商館につとめる。12年離日,1833年アムステルダムで見聞録を出版,日本の紹介につくした。著作に「日本風俗備考」や「フィッセル参府紀行」がある。1848年10月23日死去。48歳。