フェルスマン石(読み)フェルスマンせき

最新 地学事典 「フェルスマン石」の解説

フェルスマンせき
フェルスマン石

fersmanite

化学組成Ca4(Na, Ca)4(Ti, Nb)4(Si2O7)2O8F3の鉱物。単斜晶系,空間群Aa,格子定数a2.045nm, b1.021, c1.020, β97.2°, 単位格子中4分子含む。ひずんだ正方形の結晶。明褐~暗褐色,わずかに半透明,ガラス光沢。劈開なし。硬度5~5.5, 比重3.44~3.46。薄片では淡黄色,屈折率α1.873, β1.886, γ1.914~1.939, 2V(-)0°~7°。ロシア,コラ半島のアルカリ深成岩の準長石ペグマタイト中に産する。名称はロシアの鉱物・地球化学者A.E.Fersman(1883~1945)にちなむ。[松原 聰]

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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