ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォルストホフ」の意味・わかりやすい解説
フォルストホフ
Forsthoff, Ernst
[没]1974.8.13. ハイデルベルク
ドイツの法学者。ボン大学で C.シュミットに師事,1933年以来公法学の教授で,ナチス政権下で侵害行政と給付行政の区別を提唱,生存配慮の概念を創出し,日本の行政法学にも影響を与えた。 60~63年憲法最高裁判所長官,67年ハイデルベルク大学法学部教授の職を退き,後進の指導にあたった。主著『行政法教科書』 Lehrbuch des Verwaltungsrechts (1949) 。
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