フランシスコ修道会(読み)フランシスコしゅうどうかい(その他表記)Ordo Fratrum Minorum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フランシスコ修道会」の意味・わかりやすい解説

フランシスコ修道会
フランシスコしゅうどうかい
Ordo Fratrum Minorum

1209年アッシジのフランシスコによって,清貧と説教を中核として創立されたカトリック托鉢修道会。発展とともに諸派を生んだ。 13世紀末には厳格主義派 Spiritualesとコンベントゥアル派が対立。前者は 14世紀初めに禁圧された。後者に対してはやがて原始会則派 Observantiaeが台頭,優勢となり,1517年小さき兄弟会として主導権を掌握して独立。同会の内部に跣足派,改革派,最原始会則派などが生れたが,1897年に統一された。また 1525年にはカプチン会が分れた。狭くは小さき兄弟会を,広くはコンベントゥアル会とカプチン会を含めてフランシスコ会と呼ぶ。また第二会は 1212年にクララの創立した聖クララ会であり,同じ頃第三会も生れた。日本にはキリシタン時代に伝道した一大勢力であり,明治の再渡来は 1907年。現在世界各地の 12管区より会士が派遣されているが,71年6月に日本連合管区が設立された。

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