20世紀西洋人名事典 「フランシスピカビア」の解説
フランシス ピカビア
Francis Picabia
1879.1.22 - 1953.12.3
フランスの画家,詩人。
パリ生まれ。
最初は後期印象派の風景画家として評価されていたが、1909年からキュビズムに参加し、’11年には「セクション・ドール」創立に加わった。’13年代欧米を行き来し、ダダイスムの重要な推進者として活躍、のちにシュルレアリスムに移った。’45年からはまた抽象の世界に戻った。詩作は「言語なき思考」(’19年)、「詩選」(’45年)などがある。作品は「セビリャの行列」(’12年)、「ウドニー」「皮肉な機械」連作(’13年)などが代表にあげられる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報