デジタル大辞泉 「フランス山」の意味・読み・例文・類語 フランス‐さん【フランス山】 《Montagne des Français》マダガスカル北部の都市アンツィラナナの南東郊にある山。標高426メートル。カルスト地形で石灰岩地域固有の動植物も多く、自然保護区に指定されている。名称は、第二次大戦中の1942年に、ビシーフランス軍と英国などの連合軍の戦いによる戦没者を追悼して名付けられた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「フランス山」の解説 フランス山ふらんすやま 神奈川県:横浜市中区山手町フランス山[現在地名]中区山手町南北に延びる山手丘陵の北西端、港の見える丘公園の西側、山下(やました)町と元(もと)町の間を流れる堀(ほり)川に架けられた谷戸(やと)橋を渡った突当りの谷戸坂の左側の丘陵地帯をいう。面積約四千一一六坪で、山手居留地一八五―一八六番にあたる。攘夷が頂点に達した文久三年(一八六三)に幕府がイギリスとフランスに許可した居留地警備軍のフランス軍駐屯地で、一帯は陣営兵舎が立並んでいた(続通信全覧)。明治八年(一八七五)英仏両国軍の撤退後もフランス側の要求に応じて継続して領事館用地となった(「外務省記録」外交史料館蔵)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報