ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フランチェスキーニ」の意味・わかりやすい解説
フランチェスキーニ
Franceschini, Marcantonio
[没]1729.12.24. ボローニャ
イタリアの画家。 G.ガリ・ダ・ビビエナと C.チニャニに師事し,ボローニャ,モデナ,ローマなどで活躍。 1721年にボローニャのアカデミア・クレメンティナの所長。 L.カラッチと F.アルバニの影響を受け,ボローニャ派の伝統である美しい色彩の装飾的なフレスコ画と油絵を多数描いた。作品の多くは失われ,代表作であるボローニャのコルプス・ドミニコ聖堂の絵も第2次世界大戦中に破壊された。
フランチェスキーニ
Franceschini, Baldassare
[没]1689.1.6. ボルテラ
イタリアの画家。彫刻家の子で父の助手をしていたが,フィレンツェの画家 M.ロッセリに師事。 1652~60年にフィレンツェのニコリニ礼拝堂の装飾,83年頃にはアヌンチャタの礼拝堂のフレスコ画を描いた。フィレンツェ派のバロック期の画家として生地の名を取りイル・ボルテラーノと呼ばれた。
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