日本大百科全書(ニッポニカ) 「フルビーン」の意味・わかりやすい解説 フルビーンふるびーんFrantišek Hrubín(1910―1971) チェコスロバキアの現代詩人。プラハに生まれる。数多くの児童詩でも知られ、『花むすめのうた』や『ひよことむぎばたけ』には邦訳もある。調和を求め、主として自然を歌ったが、核問題を歌った詩集『ヒロシマ』(1948)もあり、また叙情的な劇『8月の日曜日』(1958)、『白玉の夜』(1961)などもある。外国の詩の訳でも知られる。[千野栄一]『千野栄一訳『花むすめのうた』(1984・ほるぷ出版)』▽『千野栄一訳『ひよことむぎばたけ』(1978・偕成社)』 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フルビーン」の意味・わかりやすい解説 フルビーンHrubín, František [生]1910.9.17. プラハ[没]1971.3.1. チェスケーブジェヨビツェチェコの詩人。数多くの繊細な抒情詩で知られ,詩集『ヨブの夜』Jobova noc (1945) ,『かけがえなく美しい生涯』Nesmírný krásný život (47) ,『移り変り』Proměna (57) ,戯曲『8月の日曜』Srpnová neděle (58) ,『水晶の夜』Křišt'álová noc (61) がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by