現代外国人名録2016 「フレデリックワイズマン」の解説
フレデリック ワイズマン
Frederick Wiseman
- 職業・肩書
- ドキュメンタリー映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年1月1日
- 出生地
- マサチューセッツ州ボストン
- 学歴
- ウィリアム大学,エール大学大学院修了,ハーバード大学
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章コマンドール章〔2000年〕
- 受賞
- マンハイム国際映画祭最優秀賞〔1967年〕「チチカット・フォーリーズ」,ベルリン国際映画祭国際映画批評家連盟賞〔1989年〕「臨死」
- 経歴
- 1954年パリで法律事務所を開業。’58〜61年ボストン大学で法律の教鞭を執った後、’64年シャーリー・クラークの「クール・ワールド」を製作したことから映画界に転向。’67年矯正院の内部を詳細に描いた「チチカット・フォーリーズ」で監督デビュー。以来一貫して現代社会にカメラを向け続けるドキュメンタリー映画の巨匠。他の主な監督作品に「高校」(’68年)、「法と秩序」(’69年)、「病院」(’70年)、「福祉」(’75年)、「軍事演習」(’79年)、「ストア」(’83年)、「臨死」(’89年)、「バレエ」(’95年)、「コメディ・フランセーズ/演じられた愛」(’96年)、「パブリック・ハウジング」(’97年)、「ドメスティック・バイオレンス」(2001年)、「ドメスティック・バイオレンスⅡ」(2002年)、「州会議」(2006年)、「パリ・オペラ座のすべて」(2008年)、「ボクシング・ジム」(2010年)、「クレイジーホース」(2011年)などがある。1998年「フレデリック・ワイズマン映画祭」が開催され来日。2008年2月主要作26作を集めた「フレデリック・ワイズマン映画祭2008」が神田駿河台のアテネ・フランセ文化センターで開催。2009年には特集「ワイズマンを見る/アメリカを観る」が渋谷のユーロスペースで上映される。2011年渋谷のユーロスペースで36作品を一挙に見せる特集上映が開催され、来日。バレエの大ファン。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報