精選版 日本国語大辞典 「ぶっだばっだら」の意味・読み・例文・類語 ぶっだばっだら【仏跋陀羅】 ( [梵語] Buddhabhadra ) インドの僧。覚賢、仏賢と訳す。北インド出身。長安の鳩摩羅什のもとに赴くも排斥され、廬山の慧遠の庇護を受け「達摩多羅禅経」を訳出。のち宋の劉裕の帰依を受け、建業道場寺に住す。ここで「摩訶僧祇律」、六巻「泥洹経」を法顕と共訳。次いで六〇巻「華厳経」を訳出した。(三五九‐四二九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ぶっだばっだら」の意味・わかりやすい解説 ブッダバッダラBuddhabhadra [生]359[没]429インドの仏教経典翻訳僧。仏陀 (駄) 跋陀羅と音写し,意訳して「覚賢」あるいは「仏賢」という。北インド出身。ガンダーラでブッダセーナに学び,インドに来ていた中国の僧智厳の懇請により 408年頃長安に入った。初め,鳩摩羅什と交遊したが次第に両者の教団は離れたため,彼は廬山の慧遠をたずねそこに数年滞在した。のち建康 (南京) で翻訳に従事。訳書『華厳経』 (60巻) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by