ブバルディア(その他表記)Bouvardia; bouvardia

デジタル大辞泉 「ブバルディア」の意味・読み・例文・類語

ブバルディア(〈ラテン〉Bouvardia)

アカネ科の常緑低木メキシコ原産。観賞用に栽培される。花は4弁。ブバリア

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブバルディア」の意味・わかりやすい解説

ブバルディア
Bouvardia; bouvardia

アカネ科ブバルディア (カンチョウジ) 属の総称。熱帯アメリカの高地に約 30種が分布する低木または多年草。葉は卵形あるいは披針形で,対生または輪生する。花は筒状で4裂し,茎頂集散花序をなす。おもな栽培種は白花のブバルディア・ロンギフローラ B.longifloraや,数種の交配によって作出された園芸品種群である。園芸品種には赤色,桃色,淡桃色,白色などの花色があり,八重咲きもみられる。日長の調節による周年栽培が可能で,切り花や鉢花に利用される。水はけのよい腐植質に富む用土で,水切れに注意して育てる。日光には強いが,真夏は半日陰に置くほうがよい。冬は明るい室内で5℃以上に保つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブバルディア」の意味・わかりやすい解説

ブバルディア
ぶばるでぃあ
[学] Bouvardia

アカネ科(APG分類:アカネ科)の半耐寒性常緑小低木。カンチョウジともいう。メキシコ、中央アメリカに約50種分布し、日本ではこのうちの数種を交雑してつくられた園芸品種が栽培されている。茎は高さ1メートル前後で、葉は卵形から披針(ひしん)形で厚く、濃緑色で、対生または3、4枚輪生する。花は枝端の集散花序につき、長い筒状で、先端が4裂して平開する。緋(ひ)、赤、黄、白、桃色などがある。普通は秋から冬咲きであるが、交雑種はほとんど四季咲きである。近年、切り花のほか、矮化(わいか)剤処理した小形鉢仕立てが多数出回るようになった。

[植村猶行 2021年5月21日]


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百科事典マイペディア 「ブバルディア」の意味・わかりやすい解説

ブバルディア

ブバリア

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