ブラソバイト

最新 地学事典 「ブラソバイト」の解説

ブラソバイト

vlasovite

化学組成Na2ZrSi4O11鉱物単斜晶系と三斜晶系の多形がある。単斜晶系のものは,空間群C2/c, 格子定数a1.098~1.106nm, b1.000~1.012, c0.852~0.856, β100.4~100.5°, 単位格子中4分子含む。無色結晶で,ガラスまたは真珠光沢劈開{010}明瞭,断口貝殻状・不規則。硬度6,比重2.97(測定値),3.00(計算値)。2V(-)50°~56°, 屈折率α1.607, β1.623, γ1.628。ロシア,コラ半島ペグマタイト閃長岩の接触帯に長石・輝石・りん灰石・蛍石・ユーダイアライト等と共生。1961年発見。ソ連の鉱物学者K.A.Vlasovにちなんで命名。その後発見されたアセンション島のブラソバイトは29℃で三斜晶系へ変位型転移し,室温で単斜晶系の原記載のものと副成分化学組成の違いがあると考えられている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 上原

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む