アセンション島(読み)アセンショントウ(その他表記)Ascension

最新 地学事典 「アセンション島」の解説

アセンションとう
アセンション島

Ascension island

ギニア南方2,200km,大西洋中央海嶺の西方80kmの海上(南緯7°56',西経14°22')にある火山島(英領)。面積約100km2, 標高850m。100万年以降の火山噴出物からなり,最新の噴火は約500年前と推定されている。火山はアルカリ玄武岩粗面岩フォノライトなどからなり,少量の流紋岩を伴う。アルカリ玄武岩中にはかんらん岩閃緑岩・閃長岩・花崗岩などの捕獲岩をしばしば含む。参考文献P.E.Baker et al.(1962) Phil. Trans. Roy. Soc. Lond.,Ser.A, Vol.256

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改訂新版 世界大百科事典 「アセンション島」の意味・わかりやすい解説

アセンション[島]
Ascension

アフリカ大陸西方の南大西洋上にあるイギリス領の孤島。面積88km2人口1003(2005)。火山島のため,小規模な野菜・果樹栽培がみられるにすぎないが,ウミガメ海鳥の大繁殖地であり,ウサギ野生ヤギも生息する。1501年ポルトガル人が発見,1815年イギリス領となり,1922年にセント・ヘレナ植民地に編入された。船舶の飲料水補給地,海底電信の中継基地として利用されてきたが,最近ではアメリカのミサイル・人工衛星追跡基地が設置されている。中心集落はジョージタウン
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アセンション島」の意味・わかりやすい解説

アセンション島
アセンションとう
Ascension Island

南大西洋にあるイギリス領の火山起源の島。リベリア南南西約 1600km,南緯7°57′,西経 14°22′に位置。 1501年のキリスト昇天祭の日に,スペインの航海者が到達したことが島名の由来。 1815年からイギリス領。南東貿易風のため気候は快適。最高点はグリーン山 (859m) 。ウミガメと海の美しさは有名。蒸気船時代にはアメリカ大陸とヨーロッパを結ぶ船の石炭補給地として,ジョージタウンの港が大きな役割を果し,今日でも国際海底電線の中継地,レーダ基地,電波中継基地として重要。アメリカ軍,イギリス軍の基地がある。行政的には南東方のイギリス植民地セントヘレナに含まれる。面積 88km2。人口 1007 (1988) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アセンション島」の意味・わかりやすい解説

アセンション島
あせんしょんとう
Ascension Island

アフリカ西方の南大西洋中部にあるイギリス領の火山島。セント・ヘレナ島の北西1100キロメートルにある。面積88平方キロメートル、人口約1200(1976)。東部に標高859メートルのグリーンマウンテン火山がそびえる。1501年ポルトガル人J・N・カスティラが発見したが、1815年イギリス軍が島の北西部海岸ジョージタウンに駐留するまで無人島であった。ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、南アメリカをつなぐケーブル基地が置かれ、現在はアメリカ軍のミサイル基地となっている。

[林 晃史]

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