日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブラック・ヒルズ山地」の意味・わかりやすい解説 ブラック・ヒルズ山地ぶらっくひるずさんちBlack Hills アメリカ合衆国、サウス・ダコタ州西部とワイオミング州北東部にわたるグレート・プレーンズの中に孤立する山地。標高1500~2000メートル。最高峰ハニー山(2206メートル)。地質は中心部に先カンブリア紀の岩石が顔を出したドーム構造で、石灰岩や砂岩のケスタが周囲を取り巻く。4人の大統領の顔を刻んだラシュモア山と、大鍾乳洞(しょうにゅうどう)のあるウィンド・ケーブ国立公園は有名である。[鶴見英策] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例