ブリッグズ(読み)ぶりっぐず(その他表記)Henry Briggs

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブリッグズ」の意味・わかりやすい解説

ブリッグズ
ぶりっぐず
Henry Briggs
(1561ころ―1630)

イギリス数学者ヨークシャーのウォリーウッド生まれ。ケンブリッジのセント・ジョンズ・カレッジ卒業。1596年グレシャム・カレッジの初代幾何学教授。のちマートン・カレッジ教授。ネーピア対数を発見するとその重要性を認め、以後共同して対数の基礎を建設した。著書『対数算術』(1624)があり、10を底とする常用対数は「ブリッグズ対数」ともよばれる。

藤村 淳]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリッグズ」の意味・わかりやすい解説

ブリッグズ
Briggs, Charles Augustus

[生]1841.1.15. ニューヨーク
[没]1913.6.8. ニューヨーク
アメリカの旧約聖書学者,神学者。「高等批評」の代表者。 1874年よりユニオン神学校教授。共同編集の『ヘブライ語英語辞典』 Hebrew and English Lexicon (1891~1905) のほか旧約聖書を解釈した論文多数。 92年,その教説長老派教会より異端とされ,のちに監督教会に移った。

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