ブーツァー(その他表記)Bucer(Butzer), Martin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブーツァー」の意味・わかりやすい解説

ブーツァー
Bucer(Butzer), Martin

[生]1491.11.11. シュレットシュタット
[没]1551.2.28. ケンブリッジ
ドイツのプロテスタント宗教改革者。別名 Martin Kuhhorn。 1506年ドミニコ会入会。ハイデルベルクで学び,D.エラスムス,M.ルターの影響を受け,改革運動に参加。宗教改革が広く社会,教会,国家,教育,道徳などの革新にもなるように企図し,キリスト教的ヒューマニズムやルネサンスの思想を受け入れ,人間や社会における真なる善,根源的な正しさの新生を追求。キリスト教内部での抗争を避けようと考え,種々の会議で妥協的立場を取った。 1549年大主教 T.クランマーに招かれてイギリスに渡り,ケンブリッジ大学神学教授となり,イギリスの宗教改革に助言を与えるにいたって彼の年来の企図は十全に展開された。

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