プラウエン(読み)ぷらうえん(その他表記)Plauen

デジタル大辞泉 「プラウエン」の意味・読み・例文・類語

プラウエン(Plauen)

ドイツ東部、ザクセン州都市エルツ山地の北西麓、ザーレ川の支流ワイセエルスター川沿いに位置する。中世より織物業中心地として発展特産レースが有名。聖ヨハネス教会、旧市庁舎などの歴史的建造物が残る。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「プラウエン」の意味・わかりやすい解説

プラウエン
ぷらうえん
Plauen

ドイツ東部、ザクセン州プラウエン郡の郡都。1949~90年は旧東ドイツに属した。エルツ山脈北西麓(ろく)の丘陵地帯フォークトラントVogtlandにあり、ザーレ川支流ワイセ・エルスター川に沿う。人口7万1500(2000)。レース、カーテン刺しゅう製造機械製造などの工業が立地し、繊維工芸実業学校がある。ドイツ有数の綿工業都市で、その歴史は12世紀にさかのぼる。都市はスラブ人によって建設されたとされ、ボヘミア王国領、ザクセン王国領となったこともある。

[佐々木博]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラウエン」の意味・わかりやすい解説

プラウエン
Plauen

ドイツ東部,ザクセン州の都市。ツウィッカウ南西約 35km,フィヒテル山地から流れるワイセエルスター川沿いに位置する。中世は帝国直轄地であったフォークトラントの中心で,15世紀から織物工業の中心として繁栄した。現在も同地方の中心工業都市として,レースをはじめ各種の織物を産するほか,機械,食品加工などの製造業も立地する。 12世紀の聖ヨハネス教会,1548年再建の旧市庁舎などがある。人口7万 1774 (1991推計) 。

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