プランタンモレトゥス博物館(読み)プランタンモレトゥスハクブツカン

デジタル大辞泉 の解説

プランタンモレトゥス‐はくぶつかん【プランタンモレトゥス博物館】

Museum Plantin-Moretus》ベルギー北部の都市アントウェルペンにある印刷・出版業についての博物館。16世紀初頭にヨーロッパ初の活版印刷の新聞を発行したクリストフプランタン工房に起源し、19世紀まで出版事業が続いた。現存する世界最古の活版印刷機や活字一式などを展示。ヨーロッパの出版文化史における重要な場所として、2005年に「プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android