プレスの内部的自由(読み)プレスのないぶてきじゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プレスの内部的自由」の意味・わかりやすい解説

プレスの内部的自由
プレスのないぶてきじゆう

マス・メディア(プレス)内部における自由。マス・メディアが企業として高度に発達した社会では,マス・メディアの自由が,国家権力など外部勢力との関係における自由の問題とともに,重要な意味をもつようになった。この問題をめぐる論議は 1960年代末からドイツ連邦共和国(西ドイツ)で活発になり,「内部的自由」を盛り込んだ編集綱領が新聞,雑誌,放送の分野で相次いで制定された。新聞を例にとると,(1) 発行人に対する編集者の新聞編集上の権限の保障,(2) ジャーナリストが自己の信条や確信に反する記事を書くことを強制されない保障,(3) 編集幹部の人事権への参加,(4) これらの編集者の権利を保持していくための編集協議会の結成,などが規定された。

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