人事権(読み)ジンジケン

世界大百科事典 第2版の解説

じんじけん【人事権】

一般に使用者が,企業運営を円滑・合理的に進めるためには,雇い入れた労働者を適当な職場配置したうえその労働力の効率的な利用を図る必要がある。そのための人事労務管理を行いうる使用者の権限を人事権と呼ぶ。その内容は採用から解雇に至るまできわめて多岐に及ぶが,そのうちでも特定の職場・職務への労働者の配置,その変更・再配置(配置転換),昇給・昇格,そしてそのための勤務評定懲戒処分等に関する権限などが代表的なものである。

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大辞林 第三版の解説

じんじけん【人事権】

使用者が労働者の採用・配置・解雇などを決定する権利。労働法・労働協約などによって制限される。

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精選版 日本国語大辞典の解説

じんじ‐けん【人事権】

〘名〙 自己の企業に使用する人員に関して、その採用、解雇、昇進、異動などを自由に行なう使用者の権利。労働協約、労働契約などで制限されることもある。
※迷走(1976)〈秦恒平〉亀裂「人事権は会社の領分なのだし」

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