ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プーピーン」の意味・わかりやすい解説
プーピーン
Pupin, Michael Idvorsky
[没]1935.3.12. ニューヨーク
ユーゴスラビア系のアメリカの物理学者。 1874年アメリカに移住。コロンビア大学卒業後ドイツに留学し,H.ヘルムホルツの指導を受けた。 90年コロンビア大学に帰り,同大学教授 (1901) 。 98年二次X線を発見,ケイ光板やX線撮影法を発明した。また電話線に一定間隔に誘導コイルを置いて,長距離電話を可能にしたものを,1901年ベル電話会社が取上げて実用化した。自伝『発明者への道』 From Immigrant to Inventor (23) で,ピュリッツァー賞を受賞した。
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