プーピーン(その他表記)Pupin, Michael Idvorsky

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プーピーン」の意味・わかりやすい解説

プーピーン
Pupin, Michael Idvorsky

[生]1858.10.4. バナート,イドボル
[没]1935.3.12. ニューヨーク
ユーゴスラビア系のアメリカ物理学者。 1874年アメリカに移住。コロンビア大学卒業後ドイツに留学し,H.ヘルムホルツ指導を受けた。 90年コロンビア大学に帰り,同大学教授 (1901) 。 98年二次X線を発見,ケイ光板やX線撮影法を発明した。また電話線に一定間隔に誘導コイルを置いて,長距離電話を可能にしたものを,1901年ベル電話会社が取上げて実用化した。自伝発明者への道』 From Immigrant to Inventor (23) で,ピュリッツァー賞を受賞した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android