ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンリエッタ・マリア」の意味・わかりやすい解説
ヘンリエッタ・マリア
Henrietta Maria
[没]1669.9.10. パリ近郊コロンブ城
イングランド王チャールズ1世の妃。フランス名アンリエット・マリ。フランス王アンリ4世とマリ・ド・メディシスの娘でルイ 13世の妹。 1625年結婚。旧教徒で,清教徒革命直前の時代の王の政策に影響を及ぼし,国民の反感を買った。革命勃発後,1644年フランスに亡命。 1660年王政復古により,息子チャールズ2世が復位するとともに帰国したが,1665年フランスに戻り,そのまま同国で没した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報