ヘーラルト(その他表記)Gerhaert van Leyden, Nicolaus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘーラルト」の意味・わかりやすい解説

ヘーラルト
Gerhaert van Leyden, Nicolaus

[生]1420/1425. ライデン
[没]1473. ウィーナーノイシュタット
ドイツ・ゴシックを代表する彫刻家。 C.スリューテル工房に学び,1462年トリール,63年以降ストラスブール,パッサウ,コンスタンツなどで制作。その動的なバロック風彫刻は単なる写実の域をこえ,鋭い切込みによる明暗の強い対照を示す作品が次代の北ドイツ彫刻に大きな刺激を与えた。作品は『コンラート・フォン・ブサンクの墓碑』 (1464,フランクフルト市立彫刻美術館) ,『磔刑』 (67,バーデン=バーデン) ,『フリードリヒ3世』 (69,ウィーン,シュテファン聖堂) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む